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モンテソーリ・ナーサリー登校2日目

先日このブログモンテソーリ・ナーサリー初登校日の中でもご報告した、登校初日にチューインガム問題で揉めたナーサリーの2日目の慣らし保育に行ってきました。

ナーサリー側の対応次第ではその場で入園を見送る話をしないといけないかもしれないと覚悟していましたので、私の心は朝からこわばった状態でしたが、なにはともあれ、学長先生ときちんと話しをしないといけませんし、前回は休暇中だった娘のご担当をして下さる先生とも今日お会いすることになっていましたので、当初の予定通り、時間通りに朝9:30に娘を連れて行きました。

お天気は生憎の大雨でしたが、やはり自宅から車で10分で着くのは楽ですね。

玄関に入ると「あらまあ!こんなに大きくなって!あなたが初めてここに来た日のことよく覚えているわよ!!」と娘に向かって朗らかに語りかけながら学長先生が迎えて下さりました。

「どお?ご機嫌いかが?」と私にも笑顔で微笑みかけて下さいます。「まあまあ、こちらのソファにかけて下さいませ」と促され、玄関に設置されている茶色の革のソファに学長先生と膝を突き合わせて隣同士に腰を下ろしました。”How are you? Are you ok?”と言われてもこちらは登校初日にチューインガムを噛みながら子供の面倒を見る先生に愕然とし入園の希望を取り消すかもしれないと伝えた身。何と答えて良いか分からず、微妙な表情を浮かべていますと、

①月曜日に起きたことについては報告を受けました。あなたが問題意識を持って今こちらにいることも承知しています。

②そのような事態になりましたこと心からお詫び申し上げます。

③ナーサリー内ではスタッフがガムを噛むことは認めておりませんので、その点当該スタッフには注意を致しました。本人たちも非を認め納得しています。

④またガムを噛んでいたスタッフだけではなく全てのスタッフと起きた問題について話し合いの機会を設けました。

⑤我々は高い目標を志しておりますので、我々の理念に賛同して頂き我々のナーサリーを選んで頂いた保護者の方からこのような問題に対しお言葉を頂くのはごもっともであり、スタッフ一同、クライアントの我々に対する期待について再認識した次第です。

⑥念のためお伝え致しますが、今回名指しで注意を受けたスタッフとお嬢様(私の娘)や保護者の方(私)との関係がギクシャクすることはありません。その点、本人たちにも言い含めましたが、この問題は飽く迄もマネジメントの問題であり、我々は報酬を頂いているプロとして対応することをお約束致します。

とご説明を頂きました。

正直、ほっとしました。きちんと私の言葉を受けて、然るべきアクションをとって下さったことに。

ここで私が人間だから名指しで批判を受けた先生が本当に娘に嫌がらせをしないか分からないと疑ったり、人の性分なんて簡単に変わるわけないからやっぱり信じられないとか言い出すのは建設的ではありません。

学長先生がそこまで仰って下さるなら、一昨日起きたことは一旦水に流して娘を預ることにしました。

娘の名前と入室時間をサインと共に記帳して入室すると娘の担当をして下さる中国人の先生が温かく迎えて下さいました。旦那様がイギリス人で英語もネイティブのようにペラペラです。
初めて同ナーサリーを見学した際にもご挨拶をさせて頂き、今日お話しさせて頂き、改めて、明るく優しそうでプロとして頼りになりそうだと感じました。

娘のクラス担当のスーパーバイザーという先生もわざわざご挨拶に来られ、「何かお気付きになられることがありましたら、私の方にお伝え頂ければきちんとご対応致します」と握手して下さいました。

私が初日から本気のクレームをしたものだから、皆さん、誠心誠意、努めて明るく振る舞いながらも、ご心配されお気遣い下さっているのが、ひしひし伝わります。

でも皆様にここまでして頂き、こちらのナーサリーに娘を任せてみようとポジティブな気持ちを取り戻すことができました。

これは私にとって大切なことでした。ナーサリーに行くのが娘にとって良いことだと私が本音の部分で信じられなかったら、娘の背中を押してあげることができませんから。

今日は慣らし保育1日目と違い、母子が離れて二時間程度、様子を見る日。「じゃあ楽しんでらっしゃい!」と手を振って教室を後にする私を見て、てっきり前回同様に私も一緒に居られるものだと信じていた娘が泣き出しました。

「大丈夫、絶対楽しいから!あなたは大丈夫よ!ママは教室のお外で待っているから安心して遊んでいらっしゃい!全てが素晴らしいはずよ!」と言って後は先生にお任せして退室しました。

先ほどの玄関のソファで入れて頂いた紅茶を飲みながら、頂いたモンテソーリ教育とはなんぞやという冊子を読みました(いつか記事にしたいと思いますが、知らないことがたくさん書かれていて面白かったです)。

退室して程なくして娘が泣き止んだと連絡を受け、その後も頻繁に娘の様子を教えてくださりにスタッフの方々が何度も私のとこに娘の様子を教えに来て下さいました。

私が名指しで注意した先生方もお見かけしたりしましたが、変なぎこちない素振りもありませんでした。

ずっと私がこの冊子を読みふけっているもので、学長先生が「こちらのアクティビティは典型的なモンテソーリ教育用のおもちゃですがご存知でしょうか?」と声をかけて下さりました。


①お嬢さんは今、動物のフィギュアと、動物の絵の描かれたカードをマッチングする遊びをしています。

②今日のところは、これはただのマッチングゲームです。しかし、これはお嬢様がこれから世界を理解する最初のステップになります。

③今後、我々はお嬢さんに徐々に大陸の名前を教えます。その過程では例えばヨーロッパ大陸は赤、アフリカ大陸は緑とそれぞれの大陸は常に同じ色で色分けされています。

④もう一度、このマッチングゲームを良く見て下さい。赤色のカードにはハリネズミ、緑色のカードにはゴリラが描かれています。

⑤彼女はいずれ、ハリネズミはヨーロッパ大陸に、ゴリラはアフリカ大陸に生息する生き物であると自然に認識します。

⑥個別に多くの国名や地理を覚えていくのは膨大な作業ですが、先ず大陸を覚え、そのに属する国、動物を関連づけて覚えていくことで子供達は世界とは何か、細部にこだわらず大観を得ることができるのです。

ほほう、なるほど。モンテソーリ教育が支持される理由の一端が掴めました。これは奥深そうです。


雨でも防寒対策、防水対策をして、屋外で思い切り泥遊び、外遊びもさせてくださるそうで、それもモンテソーリ教育の方針だそうです。雨の匂い、雨の雫といった自然のありさまを五感で感じることが大切との考えからだそうです。

しかし今日はひどい豪雨。さすがの厳格なモンテソーリナーサリもひるむ大雨。防水パンツ、レインコート、長靴の3点セットを着用したスタンバイ完了の子供と先生たちはお空を見上げながら、完全に立ち往生していました。

それでも全員で外に出ようと思ったその心意気はあっぱれです!

離れていた一時間半くらいの間にすっかりご担当の先生にも懐き、帰り際先生にハグする娘を見て、めでたし、めでたし、一件落着の気持ちで帰って来ました。

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コメント

  1. 心温まるコメントありがとうございます😊私も本当に大切なこと以外は負けるが勝ちの精神で基本は流すようにしています。でないと疲れてしまいますものね。でも信念に関わる問題には辛くても自分を通すことが大事だと思っています。

  2. 行方をご心配して見守って下さりありがとうございます😊確かに、日本はきちんと主張するとなんだか一人だけ浮いてしまい正しいことを言ってるのに損するようなことがありますよね。

  3. 丁寧な対応して下さって本当に良かったですね!主張するって、とてもエネルギーがいることなので、自分のこととなると、つい諦めてしまうことが多く、私ももっと頑張らないとと思いました。娘さんの更なるご成長が楽しみですね!

  4. slecfarm より:

    拝読してほっとしました。文化の違い。一言では言えないですが、きちんと主張することに対して、日本は寛容ではないので、こういう対応はありがたいなあと思いました!(^^)!

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