広告
スポンサーリンク

二歳半の娘、初歯科検診!

見知らぬ土地で歯医者さんって行くの怖いですよね。私もイギリスに来てから今日に至るまで、結果的に歯科医療だけは日本で受けています。

しかし、いざという時にイギリスの歯医者をどこも知らないのも不安ではありませんか?

マンチェスター界隈で歯のことで問題があったら、トリニティ・ハウス(Trinity House)という歯科に駆け込み、Steveという歯医者さんに診てもらうことをおすすめします!プライベート歯科医ですので、直接予約が取れます。

実は何年か前に、マンチェスターユナイテッドに所属していたある選手から、「最近、歯が痛むが、以前クラブから紹介された歯医者で承諾なく奥歯を勝手に抜かれ、散々な経験をしたので、他の歯医者さんを紹介して欲しい」と頼まれて、私が信用する地元の友人に頼ってご紹介頂いた歯医者さんがここでした。

その友人は家族全員こちらのクリニックのドクター、Steve(スティーブ)に昔からお世話になっていて、本人は3カ月置きにクリーニングにも通っているということで、「彼は腕も人柄も最高よ!」という話でした。その友人はレストランや小売業を経営しており、自身が受けるサービスのクオリティーにも人一倍こだわる人で、地元のありとあらゆる情報に精通している彼女の言うことに通常間違いはありません。中国系のイギリス人ということもあり、同じアジア人として気にするポイントや繊細さも通じるところがあり信頼しています。

彼女が「この界隈では彼がベスト・デンティスト!」と太鼓判を押すなら、実際そうなのだろうと信じる根拠が私には彼女とのそれまでの個人的なやり取りから十分ありましたし、彼女自身が長年かかっている歯科医がやぶ医者であるはずがないので、自分でインターネットで適当に探して見ず知らずの歯医者に飛び込むより絶対に安全です。

話をそのフットボーラーに戻すと、初診で勝手に奥歯を抜かれたことに大きなショックを受けた本人から頼まれて、その奥歯を抜いた歯医者さんにも3回ほど消毒と経過確認のための通院時は付き添いで行きましたが、彼は続けて通院するつもりはなくドイツから歯医者を呼べないか?と本気で検討している様子でした。確かに抜いた奥歯の辺りがひどく腫れて、痛みも長引き、食事をとるのも大変そうでした。トリニティ・ハウスで彼が診察して頂いた結果、何も問題は見つからなかったので、彼がここで治療を受けたことはないのですが、そんな経緯でこちらのドクターやクリニックを知り、その後、私自身が歯のクリーニングの為に定期的にこのクリニックを訪れるようになりました。

実は、私は昔の自転車事故で前歯を3本損傷し、未だにその事故の影響を引きずっているため、基本的には事故以来、何十年もお世話になっている日本の歯医者さんに歯のことは全てお任せしている旨を初診時にご説明したのですが、そういったことも全て快くご理解頂き、私の立場に立って日本の歯医者さんに任せられることは任せるスタンスで、毎回明るく気持ちよくご対応して下さるので本当に助かっています。


待合室はこんな感じです。歯医者と思えないお洒落で清潔な落ち着いた室内です。イギリスの歯医者さんって建物の外観と内装のギャップがあるので、外から見ているだけではなかなか良い歯医者なのかどうかイメージが湧かないのですが、こちらのクリニックは中に一歩足を踏み込むとホッとします。


本日の来院の目的は二つありました。

①私自身の定期検診

「そろそろ定期検診の時期ですよ〜!」と定期的に受付係の方からお電話を頂きました。

②娘の登録

以前こちらのブログのイギリスの2歳(27ヶ月)検診で書いた娘の2歳検診時にヘルスビジターから歯医者に登録するように言われて以来、まだ登録していませんでしたので、登録に来ました。

①の電話を受けた際、上述の2歳検診の際、ヘルスビジターの方に「お嬢さんがいつか歯医者にかかる日の為に、ご両親が歯医者に行く時にはお嬢さんを一緒に連れて行き、歯医者さんってこんなことするところなんだよ、こんな人達がいて、こんな機械があって、こんな音や匂いがするところなんだよ〜ってことをお嬢さんに教えて、徐々に場所に慣らしていってあげることが大事です」と言われたことを思い出し、これはタイミングの良い話だと思い、受けた電話でそのまますぐ予約を入れました。

娘に朝から「今日は初めての歯医者に行くよ、あーんして、あーん、できるかな?」と声をかけ続けたせいか、娘は歯医者に行くのが楽しみで堪らない様子。

歯医者に到着後も目をキラキラさせて、ワクワク笑顔で待合室で待っています。丁度同じくらいの年のお子さんがいたのも彼女がこのクリニックに心を開くきっかけになりました。
娘の問診票を書いて無事に②の登録は完了。

名前を呼ばれて診察室に入ると、娘を見てスティーブが大喜びして、「お嬢さんが機嫌の良い間にさっとお嬢さんのお口の中も見ますから、先ず診察室台に座って頂きお嬢さん膝に乗せ下さい。私の検診はお嬢さんの後にしますから」と言われました。


すごいスティーブ!!子どもの心を捉える方法もしっかりと心得ていて、「このワンちゃんはだあれ?先ずはスカイの歯を見て見ましょうね〜」とぬいぐるみの診察から始めるものだから娘は大喜び!(笑)

続いて、「あーんして、あーん♡」と私が声をかけると大喜びで自分の口も大きく開く娘。

娘の歯は綺麗に全て生え揃っていて、今のところ虫歯などの問題もないということでした。

続いては私の番。スティーブが私の口を確認している間にも娘に向かって「ほらほら、君のママも大きなお口を開けてあーん♡」と声をかけてくれるものだから、娘は更に大喜び(笑)

私も歯周病予防に歯石の除去のアポイントをとるように言われただけで、幸い新しい問題はありませんでした。


全て終わった後も、部屋を出たがらない娘。診察台に「すべり台!すべり台!」と言いながらよじ登ろうとしています。すっかり歯医者=楽しいところという方程式が出来上がった様子です。

こんなにも無邪気に喜ぶ娘を見ていると、いつまでもこの方程式を信じさせてあげたい、彼女を虫歯から守ってあげたいと強く思います。

「最近、娘がローリーポップ(チュッパチャプス)の味を知ってしまい毎日欲しがるんです」と苦言を呈されること承知で恐る恐る切り出しました。

それまで終始ひょうきんに優しく振舞っていたスティーブの顔つきが変わり、大真面目に「お母さん、ローリーポップは絶対にすぐやめなさい。砂糖を口に含む時間も長いし、習慣化しかねない。お嬢さん、本当に虫歯になりますよ。同じ砂糖でもチョコレートよりローリーポップの方が歯に悪いです」と言われました。


最初から歯に悪いとは分かっていたけれど、ナーサリーから自宅までの帰路の寝落ち防止にローリーポップは大活躍だったのです。

しかし、予想を超えたドクターの厳しいコメントに背筋が正されました。

グッバイ、ローリーポップ。

「初めての歯医者さん、良く来たね〜!良く頑張ったね〜!」と受付係の方々から娘は〝大変良くできました〟の印にステッカーまで頂いて、すっかりこの歯医者さんが気に入った様子。

まさか、この後、急にローリーポップ禁止令が出て、大粒の涙でまつ毛も頬っぺたもびたびたに濡らして車内で大号泣する運命にあるとは本人はまだ知らず、、、。

こちらクリニックはドクターも素晴らしいですが、レセプションの方々も本当にご親切です。

以前こんなことがありました。私はその大昔の事故の影響で現在前歯3本が仮歯の状態なのですが、なんとその前歯が食事中にぽろっと取れてしまいました。取れる可能性は日本の歯医者で説明を受けていましたが、実際に取れてしまうとパニックになります。

想像できますか?前歯3本がない自分の顔を。はっきり言って、裸を見られるより恥ずかしいです。しかも、それは三連休の前日の金曜日。翌日からホリデーのプランがありました。でも歯抜けの状態では行けっこないですよ、近所のスーパーに買い物にすら行けません。

パニックのまま、予約もせず、こちらのクリニックに助けを求めて文字通り駆け込みました。

受付係の方にたった今、仮歯が取れましたと口を開いてみせると哀れんで、かくかくしかじか説明するまでもなく、瞬時に状況をご理解して下さり、「今日は本来は予約で一杯なのですが、夕方近くになってしまいますが、今日中に診てもらえるように必ず時間をお取りします。本当に申し訳ないですが、その状態で数時間忍んで頂き夕方近くにクリニックに戻って来て頂くことは可能性ですか?」とご親切にご対応して下さりました。

「この状態ではどこにも出かけられないので、夕方までここで待たせて頂いてもいいですか?」と答えると「もちろん、それは構いませんよ」と言われました。

待つこと30分足らず、「たった今診察が終わった患者さんが予定より早く終わったので、時間ができました。今すぐ診ましょう」と先生が呼びに来て下さりました。

もうなんとお礼を申して良いのか、ドクターに事情を話してご親切に取り次いで頂いた受付係の方々に心の底から感謝しましたし、もちろん実際に取れた仮歯を付け直してくれたスティーブにも大感謝です。

最悪の場合、旅行をキャンセルして仮歯で三連休を家に引きこもって過ごすことも覚悟していたため、まさに「神様は私を見捨てなかった!」の境地でした。あの日のご恩は一生忘れません。


今日の費用は私の定期検診代だけで、£30。

「娘のことも見てくださったのに?」と念の為、お伺いましたが、「それは請求しません」「また私がクリニックを訪れる時にはぜひお嬢さんを連れて来て下さいね♡」ということでした。とても親切ですよね。


ちなみに、アクセスはウィルムズロー(Wilmslow)の駅からも徒歩で楽に歩ける距離ですし、クリニックの裏の駐車場には十分なスペースがありますので、車でのアクセスが便利です。

それからこのクリニックは患者の個人情報の取り扱いにとても厳しくそれも信用に繋がっています。

以前受付係の方が私のカルテを鍵付きの引き出しから出される時に手間取っていらして、私の名前をよく似た響きの別の患者さんと混乱されているご様子だった際、ちらっと私の名前が目に入ったように思い、引き出しを指さして覗き込むと、普段は優しい受付係の方が「他の方のカルテも含む引き出しなので、ご覧になることは出来ません」と毅然と仰ったのを記憶しています。

今日も事前にお断りもせず、私がこちらの駐車場の写真を撮ってしまったのを、クリニック内からご覧になっていて、「何をされていますか?」と注意を受けました。事前にお断りしなかったお詫びをし、本ブログを書いていること、アクセス情報として駐車場の場所が分かる写真を掲載したいこと、車両番号はモザイクをかけることなどを説明してこちらの駐車場の写真を使用することと、院内でその他の写真を撮影するご了解を得る事ができました。


きちんとした歯医者さんです。近くにお住まいの方で歯医者さんをお探しの方、おすすめです!

広告
スポンサーリンク
広告
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。