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目からウロコの大発見!チャリティ本場のイギリスで学ぶ自宅でもできるチャリティ・イベント!

数日前、イギリス人の友人宅で行われたチャリティ・イベントに参加してきました。

同じフラットに住む老年になる本当に素敵なご夫婦。先ず、夫婦仲睦まじく、如何なる時もお互いを助け合い、手を携え慈しみ合う様子に心打たれます。

そのお年になれば、身体的には不自由が出てくるお年だと思いますが、身の回りの事はご夫婦で、工夫して力を合わせ、自己解決されているお姿も立派です。

また、お二人で年を通じてたくさんのご旅行をなされ、ご家族も皆仲良く、孫たちの代まで含め大家族でもご旅行され、歳をとっても気力と好奇心を失わない生き方はまさに健康そのものです。

また、その深い愛は、私のような隣人にも向けられ、すれ違う時は必ず足を止め、私の目を見て、またご自身の体調の優れない時ですら、「あなたは、大丈夫?お嬢さんは元気?みんな体に気をつけてね」と気遣って下さります。

困り事は決して軽んぜず「私たちが何か助けになれることはあるかしら?」「そういう気持ち、私も理解できるわ」といつ如何なる時でも、また年下の私に対しても決して礼節を欠くことなく丁寧に心を込めて接して下さるお姿は半ば神々しい域です。

ちょっとした言葉の端々にも細かいお心遣いで溢れていて、私はお会いする度に、年齢を重ねるということはまさに人が成熟していく素晴らしい過程なのだと学ばせられ、同じように真似しようともできない自分の未熟さが恥ずかしいなぁと思わされます。

日頃から夫とも「私たちも、あのご夫婦のように歳をとっていけたら最高だね」と話すのですが、そう思う人たちは私たちだけではないようで、このご夫婦に賛辞を惜しまない人を他に大勢知っています。

その奥様とお嬢さまとたまたま玄関で鉢合わせました。なにやらティーポットやお皿などか入った重そうな箱を運び入れています。

「しばらく見かけなかったけどお元気?突然になってしまうけど、明日午前中に我が家にコーヒーを飲みにいらっしゃらない?実は、海外の恵まれない人たちに対するチャリティなんですけど。この子(お嬢様のお名前)も参加するのよ」とお声をかけて頂きました。

一瞬頭の中でスケジュールが整理できず口ごもると、「今すぐお返事しなくても大丈夫よ。もし良かったら明日、当日参加も大歓迎ですから是非いらしてね!」とニッコリ笑顔。こういう風に相手に負担をかけないように絶妙なタイミングでとっさに切り替えして下さるのも、素敵で見習いたいところです。

朝10:30頃から開催されるということでしたが、私は娘のナーサリーが遠く、娘を送り届け、その帰りに当日中に対応しないといけない所用があり郵便局に立ち寄り帰宅すると既に11:00でした。

タイミング良く、駐車場でゲストパーキングに来客を案内する旦那様にお会いしたので、「今からサッと身支度して伺ってもいいですか?」と伺うと、「玄関のドアは開けてあるから、ノックせずに入ってきていいからね!」とお返事を頂きました。


どんなチャリティ・イベントか予測できませんでしたが、ご招待頂いたからには会に華を添える為に本当はもっと明るい色のお洋服に着替えたかったんだけど、十分な時間がなかったので、真珠のネックレスとイヤリングにピンク色の口紅💄をササッと塗って出かけました。この服、何年着てるかな。そろそろ秋服物の洋服を買わないと…!


玄関のドアの隙間から、人々が談笑し、会が盛り上がっている様が漏れ聞こえてきましたが、一応ノックして、誰も気付かないのを確認してから、恐る恐るドアを少し開けると、ホスト&ホステス役のお二人が喜んで迎えて下さりました。

ダイニングには老年の紳士が4人腰掛けて和かに楽しんでいらっしゃいます。全員と握手してご挨拶させて頂いた後、奥のリビングに通して頂くと、同じ歳の頃の女性陣が一見するに20〜30名、目に入りました。皆、円陣になって腰掛けて隣り合うもの同士、会話を弾ませています。

ホステス役の奥様が、遅れて到着した私の為に円の中心に立ち、参加者の皆様に私のことをご紹介して下さりました。

「この場で皆様にご紹介したい素敵な来客がいらっしゃいました。(私の名前)と言い、とても素敵なご一家の素敵な女性で我が家は長く親しく交流させて頂いています。今日の会のお話をしましたら、只今いらして下さいました」というようなことを仰って下さり、私はその簡潔ながらも大変、心温まるご紹介を受けて、緊張せずその輪の中にすぐに溶け込むことができました。

老年でも皆様手には綺麗な色のマニキュアを塗り、華やかなお洋服やアクセサリーを身につけていらっしゃいます。40歳にならないと入れないサークルの話や、ロータリークラブの話など、興味深いお話をお聞きすることができました。


ご夫婦のお嬢様含め、ホストのご家族がケーキや紅茶やコーヒーなどを振る舞って下さいます。なるほど、これだけの人数のゲストを一度にもてなそうとしたら、追加の食器やティーポットが必要になるわけですね〜。


ご家族で長年大切にされてきたのでしょうね。どの器もイギリスらしく歴史を感じる上質なものばかりです。

以前こちらのご家庭でお茶をご馳走になった際、折り目正しくアイロンのかかった上等なリネンのナプキンを当たり前のように出して頂き、お水を頂いた際にはクリスタルのコップに端正に皮ごと輪切りにされたレモンを添えて出して頂いたことを思い出しました。

それも予めお約束した日でなく、ここのお宅の飼い猫に誘われるようにして、ふらりと立ち寄った際です。

五つ星ホテルのラウンジでもあるまい。来客予定もなく人目につかない家の中で、お茶一杯、お水一杯飲むのに、かくも優雅に美しく生活されている人がこの世にはいるんだなぁと感嘆しました。

今日のイベントはさすがに本物のリネンではありませんが、ナプキン紙の折り方一つとっても、ああ、こうして三角にして出すとお洒落に映るだなぁと勉強になりました。たかが紙ナプキンと侮るなかれ。単に真四角の紙ナプキンとでは佇まいが全然違います。

きっと素敵なテーブルウェアを見慣れたイギリス人にとっては、私がどうして、このようなことにいちいち大感動するか理解できないでしょう。でも、私はこの国で暮らしながら、この国に浸透しているデザインの力、視覚的なセンスの良さに毎日毎日感動しています。

数あるスイーツのセレクションから、クロテッドクリームとイチゴジャムの乗ったスコーンという最もイギリスらしいお菓子を思わず手に取りました。スコーンは美味しい紅茶によく合います。とても美味しかったです。


そうそう、事前にチャリティと聞いていたので、封筒にお金を包んで持ってきていました。チャリティの金額は気持ちひとつなので、決まりはないです。我が家は夫と私と娘から一人£10ポンドづつという気持ちで£30にしました。

募金をどうしたら良いかお尋ねすると、コーヒー代としてこのダックに入れて下さいということ。封筒に入れて来たのは私くらいで他の皆様は、普通に現金をそのまま入れてみえましたね。これだと、誰がいくら入れたかなんて無粋なことは分からない仕組みでゲストに思いやりとご配慮があります。


また、お金で募金をする代わりに、家にある不要なものをチャリティに寄付することもできるようになっていました。この辺りもゲストの方への様々なご配慮が見て取れます。

写真は多くのゲストの方が商品に値段をつけて買い取っていかれた後に撮影したもので、もともとはもっとたくさんの商品があったそうです。


「ママは今日の会が上手く行くかナーバスになっていたけど、すごく上手く行ったと思うわ」とお嬢さんが会がお開きになるくらいのタイミングで私に声をかけて下さりました。

私も全くもって同感です。ゲストは皆、会話を弾ませ、朝の優雅で楽しいイベントを楽しみ、笑顔で大満足で帰られました。そして無理のない範囲でチャリティをし、人の役に立つ喜びも味わせて頂きました。

私がこれまで参加したチャリティイベントといえば大きな会場を貸し切り、外部のプロに仕事を依頼する必要のある大掛かりなものばかりでした。参加者もそれなりの金額の用意が必要で、主催者になるには強固なネットワーク、人望、資金が必要なイメージでしたが、この方法であれば、参加者も身の丈にあった無理のない範囲での参加が可能ですし、私にもチャリティの主催ができそうだと思いました。

もちろん一般の家庭で20〜30人ゲストを招くとなれば準備も含めて大変なことではありますが、そこを一念発起して実行するのがチャリティの精神に他なりません。
イギリスはチャリティがとても盛んなので、多くの人が自分にできる範囲で様々なチャリティを企画、実行していると聞きます。この日はそんな草の根のチャリティの一端を垣間見させて頂きました。イギリスのこういった側面はこの国の成熟した文化そのものだと思います。本当に素晴らしいと思います。

ちなみに、こちらのご夫婦が長年サポートし続けているチャリティは1985年にイギリスで発祥し現在4大陸11カ国に拠点のあるクリスチャン系の大変影響力のあるチャリティのオアシスということです。例えば、10代にしてホームレスにならざるを得ないような背景を持つ若者に企業と連携して職業や教育を提供するようなことなどをしているようです。

オアシス

私も今世界で何が起きているのかよく勉強し、人の役に立ちたいです。

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