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プチバトー🇫🇷の124年歴史に裏打ちされた最強マーケティングに完敗!イギリス北西部、秋冬到来です。


南スペインからイギリスに戻ってまだ10日くらいしかたっていませんが、イギリスはすっかり秋。


というか、マンチェスターの夏は日本の秋くらいの気温なので、今は日本でいえば、もう冬の入り口ですね。これから紅葉や落ち葉が綺麗な季節に差し掛かります。

人々は夏のホリデーシーズンが終わり、おのおの職場や学校に戻り、それと同時にクリスマスの話をすでに始めました。冗談みたいな話しですが、本当です。

今日も友人から「人気の子供のおもちゃなどは早く売り切れてしまうから、今くらいからクリスマスに向けて、プレゼントを購入、ラッピングして倉庫で保管とか始めるのもこの国では全然あり得る話よ」と聞いて、イギリスに10年住んでなお、また軽いカルチャーショックを受けたところです。

この国では人々の働くモチベーションと生き甲斐は間違いなくホリデーとクリスマスです。皆、そのために生きていると言って過言ではありません。

ともかく、9月も中旬になれば自然に秋冬に向けて気持ちがシフトしていくのがこの国の季節感ということです。また実際、一気に肌寒くなるので、秋冬ものの衣類が必要になります。

企業のマーケティングも巧妙で、8月中下旬からはBack to School と銘打って、一斉に新学期応援キャンペーンみたいなものが始まります。これに合わせて秋冬の新作を対象にしたプレシーズンセールや特別な特典を押し出したプロモーションをするブランドも多いです。

この記事のタイトルにあるフランスの子供服の代名詞、日本でも人気の高いプチバトーも先週末の日曜日までBack to Schoolということで購入した金額に応じて一定の割引をしてくれるキャンペーンをしていました。


私はもともと娘が産まれたらプチバトーの洋服を着せるのが夢だったくらいプチバトーが好きでした。そして実際に娘を授かり、憧れのプチバトーを着せてみて、その期待以上の素晴らしさに完全に心を奪われました。

なぜプチバトーが素晴らしいかを書くと非常に長くなるので、一言で言うと、価格とクオリティのバランスが完璧です。確かに似たような商品でもっとリーズナブルで、でもそれも十分可愛い!という商品もたくさんありますが、価格は何度か洗濯した後のヨレ具合や色落ち具合に応じています。

その点、プチバトーの服は痛まないし、伸縮性があるので、ジャストサイズで着られる期間が長く、カッティングも洗練されているし、色柄も素敵!それに加えてこの絶妙な値付けとなれば、さすが、なるほど創業1893年の歴史と伝統に裏打ちされた商品開発力!なわけです。

ちなみに、その時の為替のにもよりますが、日本のプチバトーはイギリスよりも割高です。ご興味があればイギリスのプチバトーのサイトをご覧ください。値段も商品数も日本のプチバトーとは違うので驚かれると思います。イギリスでは子供服には税金がかからないと聞いたことがありますので、その分子供服全般割安な傾向があります。

イギリスのプチバトーオフィシャルサイト

結局、話が長くなってしまいましたが、娘のワードローブの大半はパジャマから外着までプチバトーで構成されています。お洒落な日常着のてっぱんですね。

キャンペーンでなくても購入したくなる可愛い秋冬ものの新作が、多少のディスカウント価格で買えるのは嬉しいですし、金額に応じて値引き幅も大きくなると聞けば、さらにショッピングに弾みがつきます。このBack to Schoolのキャンペーンで秋冬ものを一揃え購入しました。

プチバトーのすごいところはこの時点で一部の商品はすでにサイズによって売り切れているんですよね。私も欲しくてもオーダーできなかった商品があるので、なんとなくその後も在庫が補充されていないか、ちょくちょくウェブサイトを気にして見に行ってしまいます。この時点でプチバトーの思うツボ、企業にとっては「秋冬商戦、つかみはオッケー!」という話なのです。


色々吟味して購入したつもりでしたが、ざっと14点。オンラインの在庫はフランスで一元管理されているようで、全ての商品は毎度フランスから発送されてきます。

送料は約£8弱で基本的には金額の大小を問わず有料です。オーダーしてから受け取りまでにかかる日数は、通常4-5日くらい。注文する際に、配送状況をメールに連絡もらえるよう、チェックマークをいれる欄があるので、そこにチェックを入れておくと、配達前日に「明日、配達されます」とメールが来て、当日の朝、届く時間帯の連絡が来る仕組みになっています(このあたりは国によって違うのかもしれません)。

一度セールで注文が殺到して出荷が遅れたことがありましたが、その際には次回の送料無料だったか、次回の購入の際、幾ら割引しますだったか、埋め合わせ的なオファーを貰えたケースもありました。このあたりの対応もそつがありません。

ともかく、スペインから戻ったばかりの娘にはイギリスの気候は寒すぎます。


「今から行くナーサリーにも早速、新しいお洋服を着ていこうか♡?」と娘と一緒に選びました。

娘も新しいお洋服に「可愛いじゃん!」と大喜びです。洋服選びにこだわりの強い娘は気に入らない洋服は絶対に着ませんが、プチバトーの洋服は大抵喜びます♡ 夫はこれを洗脳といって憚りません。なんて失礼な!(笑)


結局、猫のTシャツとネイビーのハート柄の赤いレギンスに、イギリス北西部では一夏を通して大活躍だったプチバトーのネイビーのジャケットと、プチバトーと同じタイミングでこの日に届いた二足めのハンターの長靴を合わせました。

しかし、ここで話が終わらないのが、プチバトー。Back to Schoolのキャンペーン終了の翌日からウェブサイトで3日後から始まるセールの案内を告知し、秒刻みでカウントダウンを始めました。

この時点ではどんなセールか分かりませんが、セール期間中にセールのサイトを見たければ、マイプチバトーというアカウントを登録しないといけない仕組みになっています。もちろん私はとっくの昔に登録済みです。登録は無料ですし、貯めたポイントに応じて、割引きが受けらるのでプチバトー好きなら登録して損はありません。ただし、登録した日からプチバトーの最強マーケティングとの戦いが開始します。

ちなみに、セール情報を知人・友人に転送しその方が新規会員登録した場合、紹介者と紹介者を受けた人双方に割引の特典があります。大企業の座にあぐらをかかず新規顧客開拓、データベース化に余念がありません。

このセール前の3日間の間に売れ切れるセール対象外の新作も商品もあります。セールが始まり、多くの人がウェブサイトに訪れることで、おのずと新商品も多くの人の目に触れますので、セールが始まれば特に人気の集中する新作も瞬時に欠品するリスクがあるからです。自ら直接手を下さず、消費者の不安を引き出し購買に結びつけるこの巧妙な心理戦。

実際に、私のように特定の商品の在庫補充を今日か明日かと待機している人がインターネット上にはたくさんいます。人気の商品は補充されても半日で売り切れることもあります。

通常欠品は機会ロスと言われますが、思うにこの適度に品切れする在庫補充も、全てプチバトーのシナリオ通り、計算づくなのではないかと私は思うに至りました。

とはいえ、こういった手法も素晴らしいものづくりを実現しているからこそなせる技。実際、送料も都度かかるし、セールが始まったらセール品と一緒に買おうと思っていたら、また品切れした!ということも十分あり得るのがプチバトーです。見事な商品力です。


今日の早朝6時に開戦の幕は切って落とされました。セールの開始です。それまでセール開始のカウントダウンをしていたカウンターはセール終了までのカウントダウンを始めました。

昨年の秋冬ものと直近の夏物は30%〜50%オフ。それ以上古い在庫は50%〜70%オフです。プチバトーの服は型紙が完成されていて、毎年色柄のマイナーチェンジはありますが、数シーズン古くても、素材もよく、定番のデザインが多いので、サイズさえあればかなりお買い得だと思います。

ただ、ワンシーズンを通して着られるお洋服の数にも限りがありますし、30%くらいの値引きだと同じような商品がほんの少し高いお値段で新作で出ているので、定価かセール品かを問わず、どうせなら妥協なくデザインが気に入った方を買う方がいいようにも思います。

このプチバトーのセール、サイトの動作も遅くないですが、いかんせん時間がかかります。なぜならセール品は検索機能がついていないので、サイズ、性別、洋服の種類などを絞って見ることができないからです。

山ほどある商品を上から全部スクロールして見ていくしか方法がありません。特にセール初日は商品が充実しているのでひと通り目を通すだけで、あっという間に1時間経ちます。気になる商品はとりあえずカートに入れてあとで削除するかどうか決めないと一旦見過ごした商品をもう一度上下スクロールして探すのは骨が折れます。

しかも商品に目を通しているそばから、自分のカートに仮置きした商品も含め、飛ぶように売れていくので、どうしても逃したくないセール品がある場合、決済までにあまり時間をかけずに、送料をケチらず一旦決済してしまった方がいいように思います。私も今日1時間くらいのショッピングの間にカートには入れていたのに、決済までに売り切れてしまい買えなかった商品が3点ほどありました。オンラインショッピングは実店舗での購買以上に時間勝負です。

プチバトーのウェブサイトではセールの進捗状況が分かるように売り切れてしまった商品にはSold Outのマークがつけられます。これがまた憎いワザであり、私のように買いたい商品が画面から消えた消費者は買い逃した商品を視界に捉えながら、その分なにかを取り戻さないと!みたいな気持ちで(笑)まだ他に良い商品が残っていないかと目を皿にしてウェブサイトを隅々まで見てしまうハメになるのです(笑いごとじゃない!)

今日は午前中は娘と一緒に遊び、お昼頃娘をナーサリーに連れて行った後、以前にご紹介した歯科治療院トリニティ・ハウスで歯のクリーニングをして頂き、帰宅して夕飯の準備をした後、自宅でタイマッサージを受け、娘をナーサリーに迎えに行くという1日でしたが、隙間時間は文字通り全てプチバトーに捧げました。

結果、夕飯の準備後、マッサージを受ける前に第1回目のオーダーでセール品、新商品合わせて20点(娘の洋服だけでなく私のパジャマや下着も含まれていますが)。ここでやめておけばいいのに、娘の帰宅後、第2回目のオーダーで、4、5点…。もう自分でも呆れてしまいますが、また今回もまんまとプチバトーのマーケティングに踊らされました。


そして、恐るべきことにプチバトーの攻勢はまだこれでも終わらないことを私は経験的に知っています。

きっと来週にはさらなる新商品が発表され、アイコニック商品限定20%引きとか、特定のカラーだけ20%引きとか、パジャマパーティウィークだとか畳み掛けられ、こちらが今シーズンの新作は全部買い占めた気分になる頃、クリスマスだなんだと言ってとびきり可愛い新商品が時間差でじゃんじゃん投入され、その頃にはすでにもうワンシーズンでは着切れない程の数の洋服があるというのに、ロイヤルカスタマー限定のプライベートセールとか送料無料キャンペーンとか最後の一声!と言わんばかりの容赦なしのマーケティング攻撃を浴びせ、クリスマス翌日には大型の冬のセールに突入するというエンドレス。

私がイギリスに来て、心底恐ろしいと思った小売業は、プチバトーと、もう1社はかの高級デパートハロッズです。この2社にはものすごいマーケティングのノウハウが集積されています。分かっているのにやめられない!結局買い物しまう。プチバトー124年の歴史が築いた恐るべきマーケティング力なのです。

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