夏のホリデーの行き先を検討している時、他にもギリシャのミコノス島、イタリアのサルディーニャ島、スペインのバレンシアと色々と候補があった中で結局マルベッヤに行くことにしたのは宿泊したMarbella ClubのHPで紹介されている同ホテルのキッズクラブが素晴らしかったから。ここは娘がきっと喜ぶだろうなぁと思ったのです。
宿泊当日の夜、部屋に戻ると早速ベッドの上に置かれていたキッズクラブから娘へのサプライズ・ギフトと同クラブの2-3歳向けのプログラム。
内容も本当に盛りだくさんで、ベイビーアロマとかポニーライドとか実験とかクッキングとかどれもこれも楽しそうです。
翌日、早速見学に行ってみました。入り口を入るとレセプションがあり、明るく感じの良いスタッフのお姉さんが施設を全て案内して下さいました。
レセプションもお洒落なインテリア。 窓際に飾られているミニカーも、一丁前にクラシックカーですね。可愛い♡
こんなオフィスいいなぁ〜!大人でもワクワク、のびのびします。
敷地の中心にあるこの木造のステージで音楽に合わせて子供たちが飛んで跳ねて踊っていました(写真撮影の際に子供たちが写り込まないように注意したので、写真には子供たちの姿がありません)。日よけから漏れる光とカラッとした爽やかな風が、ああ最高に南国!
じゃじゃ〜ん!子ども用とは思えないプロ仕様のキッチンです。
戸棚に入っているお皿や籠もオシャレだし、 インテリアも洗練されたデザインです。
このキッチンは4歳から使えるそうで、残念ながら2歳半の娘はまだ受講できないそうです。確かに、この流しにはまだ手が届かないか…。
野菜やハーブを育てているプランター。収穫したものをお料理に使ったりするんですって。娘の行っているイギリスの二つのナーサリーでもこういった畑で作ったものを収穫して調理する活動はしていますが、ここはホリデー先なのにプラントの栽培?!とややびっくり…。
フットサル場。
卓球台と奥には起伏のあるアスレチックグラウンドと屋外に黒板。
黒板に大好きなアニメ、ポウ・パトロールのキャラクター、チェイスを見つけて大喜びする娘。日本では知られていませんがカナダのアニメ、ポウ・パトロールの人気はどうやら万国共通です。
娘も「sand bed!! 」と大喜び。日本は砂場と言えば、地面にありますが、イギリスでもこの写真のようなsand bedが主流ですね。
真裏がビーチなので、子供たちはライフジャケットを着て、ビーチの方に連れて行ってもらっていました。
木造の家。どうやって遊ぼうか子どもでなくとも思わずイマジネーションが掻き立てられます。
図書室。シックで大人の空間のようですが、置いてあるのは子どもの絵本です。
クラフト&アート教室。
ダンススタジオ。フラメンコの衣装💃がちゃんとあります。さすがスペイン!
楽器も色々ありましたが、娘はこの木琴と太鼓が気に入ったみたい。
これだけ充実していると、一通り、見学するのもちょっとした纏まった時間が必要です。見学が終わる頃、海から上がった子どもたちと遭遇しました。みんな楽しそう。
4歳未満児は1時間20€で同クラブのスタッフに預けるか、1日45€(ランチは別料金)を払った上で保護者かナニーさんが同伴することと説明を受けていると、「ヤバイこの雲行きはここに一人で預けられてしまう」と察した娘が「マミーとダディも一緒!!」と強固に主張し出し、結局、この日は見学だけして施設を後にしました。
ちなみにこのホテルの宿泊者には普段から住込みのナニーさんを雇い入れ、旅先にも同伴している方も珍しくないようです。このホテルはプライベートビーチも含め広大な敷地の中に130室しか部屋がなく、寧ろこういったキッズクラブやスパ、レストラン等の施設が大きく充実しているので快適に過ごせます。
結局、私たちは来る日も来る日も娘の意向によりビーチとプール三昧で、結局キッズクラブに娘を預けることはありませんでした。ははは、当初の目的だったはずなんですけどねぇ。
でも娘は本当に可愛い盛り。家族3人で朝から晩まで過ごせるホリデー中にわざわざ娘を預けるのは娘だけでなく私たち夫婦も寂しいし、家族3人仲良く一緒にいるのが一番だよね〜という結論になりました。
私の前にいたドイツ人のママとお坊っちゃまお二人。とても感じのよいファミリーだったのですが、「3週間滞在する予定で今2週間過ぎたところなんだけど、毎日ビーチで飽きちゃった」と仰ってみえました…。本物のセレブですね。ああそうか、あのキッズクラブはきっとこういう方々が使うんだ。なんだか妙に腑に落ちました。