今朝、以前このブログでご紹介したHaleにある魚屋さんですが、数ヶ月前?いやかれこれ一年近く経ったかもしれませんが、Haleに日本食屋のZumuが出来たのと時を同じくして閉店致しました。
あのお魚屋さんが外注していたテイクアウトのお寿司とお味噌には思い出がありますが、本業の魚屋としては、魚の鮮度にうるさい日本人目線では正直言ってどの魚も鮮度がいまいちでしたので、近くにお寿司が食べれる日本食レストランが出来てしまうと、経営は厳しかったのでしょうと勝手に憶測していました。
その場所の後のテナントが決まったようで新しいお店が3カ月くらい前にオープンしました。車窓から横目でちらっと見る限り連日の賑わいです。
名前はJuniper(ジュニパー)、意味はヒノキ科の木、ビャクシン、セイヨウネズ、聖書にはレダマの木として書かれているようですが、要は植物から名前をとっていますね。ジュニパーベリーのジュニパー。
今朝は娘をナーサリーに送り届けた後、お世話になっているビューティサロンで妊娠以来習慣のアンダーヘアの脱毛をしたのですが、その後に駐車券の時間が切れるまで少し時間があったので、このちょっと前から気になっていたお店にコーヒーでも飲もうと初めて立ち寄ってみました。
あまり全体の雰囲気の伝わる良い写真じゃないですが、店内は広くてこんな感じ。ウェイターやウェイトレスの方々も接客が丁寧で感じが良いです。
空間も広々していますし、全体的に身なりが良い上品な客層がそう感じさせるのか、室内の温度が丁度いいのか、腰掛けている椅子がいいのか、妙に居心地がいいです。
メニューはまあ、カフェメニューですが、カフェのメニューとしては充実している方だと思います。値段もごく普通のカフェプライスです☕️
11:00amくらいでしたが、ランチメニューからでも注文可能と言われ、散々迷った挙句、結局メニュー先頭のイングリッシュブレックファーストを注文しました笑笑
私、アレルギー体質で、卵や乳製品にマイルドなアレルギーがあるので、基本カフェの朝ご飯って食べるものがないんですよね、、。
でもしかし、近年、イギリスのどこの飲食店に行ってもベジタリアンメニュー、ビーガンメニューが必ずありますね。
あとよく見るのが原材料が記載されていたり、グルテン、ナッツ、卵、牛乳などのアレルギー源を含む記載があったり。
特にヘルシーに特化したレストランでなくてもイギリスではこれは最低限の常識なのかと思うくらい普通にどこでも対応しています。
これ、私は何気にすごいことだと思っていて、イギリスって食が不味いとか、伝統料理はフィッシュ&チップスだけとか散々な言われようですが、新しい時代の変化に対応するという面ではさり気なくやっぱりすごい先進国だなと思っています。
短時間でしたが、とても居心地が良かったので、お店を出た後お友達に「いい場所を見つけたから、近々コーヒーでもしようよ!前にGarden でご馳走になったコールドプレスジュースとケーキのお礼もまだだから」とメールしたら、速攻で “That’s lovely”との返事がきて嬉しい気持ち。
一生懸命、必死に背伸びしてでなくて、リラックスして楽しむために朝からコーヒー一緒に飲みたいと心から思えるイギリス人の友人ができるとはイギリスに来たばかりの時の自分には考えられなかったな。
何気ない日常でも、毎日真面目に前向きに生きていれば知らず知らずいつのまにか叶っている小さな夢ってあるのかと思います。