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コロナ後のフィットネス業界はもはやSF!?ゴールドジム経営破綻と米国発スタートアップのミラー社のケースから占う

たった今、アメリカのゴールドジムが5月4日に破産申請したというニュースを目にしました。ジム産業はコロナ前後で全く市場環境が変わってしまいました。コロナ以前、我が家は家族3人とも健康維持のため、意識して運動に励んでいました。

私は、今ではすっかり私のイギリスの私生活の紆余曲折を全て知り尽くした親友でもある、信頼するパーソナルトレーナーの方と一緒にかれこれ、多分8年以上は妊娠中や出産後一定期間を除き週2回の運動を続けてきました。1年くらい前にオープンした彼の設立したジムは、かなりプライベートな空間であり、スタッフの方々や他のクライアントの方々のご理解もあって、ハーフタイムの時などは娘もたまに連れて行っていました。

それに加えて、ピラティスと“Barre”エクササイズ(バレリーナが練習する際に使うような手すりを使った運動です)のクラスにも定期的に参加していました。こちらは、健康維持、筋力アップといった目的もありますが、新しい流行りのエクササイズをかじってみたいという単純な好奇心と、そもそもは友達に誘われて始めたもので、自分の中では社交を楽しむ時間としても位置付けていました。

ここは、イギリスの小さな田舎町ですが、私の周りでは、一般的に、老いも若きも先ずは自分の体に投資しています。若い方はビジュアル的な観点からより魅力的な体つきになるために、もっと年上の世代では年齢相応の肉体美と何より健康のためにです。

娘は、ゴルフ、テニス、ダンス、フットボール、バレエ等、色々な運動の指導を日替わりで受ける機会があり、体を動かすことと、その場で触れ合う先生やお友達との交流をとても楽しんでいました。

夫も忙しいですが、平日の夜遅めのパーソナルトレーナーをしてくださる方をその時、その時でなんとか探してできるだけコンスタントに運動をしていました。イギリスは早寝早起きの習慣が徹底している国で大人も夜9時にはベッドの中にいるのが普通と言われますので、夜8時以降に対応してくださるトレーナーさんを探すのは非常に難しいです。その為、朝起きて直ぐに自宅で軽く運動するために、ヨガや日本のラジオ体操なども取り入れていました。

そんな運動の機会は、新型コロナウィルスの発生で一変してしまいました。夫は、オンラインでもともと契約していたパーソナルトレーナーさんのお一人から週に一度は引き続き画面越しに指導を受け、その他の日はエクササイズアプリを使って運動しています。

娘は午後、外でフットボールやかけっこを楽しんでいます。

一方の私は娘の遊び相手をする以外は全く運動をしなくなりました。この記事の冒頭に登場する長年お世話になっているパーソナルトレーナーさんからオンラインでトレーニングを継続しようと勧められているのですが、娘のホームスクーリングとこのブログで毎日のスクリーンタイムがすごいことになっているので、オンライン系の更なるコミットメントには及び腰で、また年末に首をひどく寝違えてしまって以来、ちょっと首に負担がかかると未だに痛みが出るのを言い訳に、運動時間がゼロになりました。

私の場合、そもそもストイックに運動が好きという訳ではなく、そのパーソナルトレーナーさんとの定期的な個人的なコミュニケーションや、クラスに友達と参加して一緒に汗をかくという体験を楽しんでいたので、コロナで生身の人に会う機会がなくなりモチベーションが急降下してしまったのだと思います。やっぱり美や健康に意識の高い人が集まるコミュニティの中で、人々と交流するからこそ、引き締まった体を目指す張り合いがあったということなのでしょう🤭

これではいけないとは思っています。でも、ロックダウンが解除されたら、あれだけ好きだったジムに戻る気持ちになるかと言われれば、自分の慎重な性格を考えれば、少なくとも新型コロナが「かかっても、死にはしない病気」になるまでは難しいかなと今の時点では思っています。

これからは、ゴルフとか山登りとか屋外でディスタンスのとれる種類の運動にもっと積極的に取り組んでいこうかとも思ったりしています。

それが、今日たまたま見つけた記事を見て、ちょっと世界が変わりました。イギリスではファッション、美容、エンターテインメント等の新しいトレンドはアメリカから輸入されてくるものが多く、フィットネス産業はその最たる分野かと思います。そんな訳で、現在エクササイズ難民の私はアメリカの最新フィットネス事情を検索していたんですよね。

https://www.mirror.co/

Mirror(ミラー)と言われるアメリカのスタートアップが昨年9月に始めた新事業。鏡がスイッチを入れるとiPhone やiPad の画面のようになり、その画面に映った等身大の自分やインストラクターを見ながら、トレーニングできる新技術です。これは衝撃。予めビデオに収録された動画コンテンツから自分のレベルや嗜好にあったものを選ぶことも、ライブでパーソナルトレーナーさんから実際のFace to Faceのような形で完全に自分に特化したレッスンを受けたりもできるそう。もうこれはSFの世界ですね。そのうちに画面に映るトレーナーさんが3Dになり画面から飛び出してきそうです。

この鏡も見た目がスタイリッシュで、インテリアの邪魔になりません。

鏡には$1,495の初期投資が必要で、プラス月額$39でオンデマンドの全フィットネスクラスが利用可能になるとのこと。パーソナルトレーニングを希望の場合には、プラスアルファ費用を払うことになるようです。

私の感覚では、当地での一対一でのパーソナルトレーニングの最近の相場は45分で£45〜£55+、少人数のクラスの相場は大体、その半分くらいだと思うので、初期投資のハードルはあるが、以下リンクの記事の結論に同意で、このくらいの価格であれば、自分の健康管理の為にお金を惜しまない人たちはいると思います。

https://thebridge.jp/2018/09/mirror-raises-25-million-and-launches-1495-connected-mirror-for-virtual-fitness-classes

実際、同社のサイトを見て、「これは私も一度体験したい!」というワクワク感を抱きました。その一方で、コロナ以前の世界への未練も断ち切れず、人との交流や触れ合いがやっぱり恋しいなぁとも思います。

ポストコロナの世界はフィットネス業界をどう変化させていくのでしょうか?

人々は自分のより内面に向き合い始め、コンピューターの画面越しに益々ストイックにエクササイズに励むようになるのかもしれません。ないしは、各産業での徹底的なデジタル化が進み、オフィスビルや商業物件が街から減り、跡地に公園や森林が増え、屋外でのより幅広いエクササイズが実現化するのかもしれません。

そろそろいい加減、このロックダウン中に身についた脂肪と衰えた筋肉をどうにかしないといけない私はフィットネス業界の近未来に思いを馳せて、一人空想に耽るのでした。

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