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イギリス教育事情、自宅学習中の子どものモチベーションを維持するための遊び心溢れるマッドヘアデー企画

3月半ばに始まった新型コロナウィルスによる休校も長期戦になって参りました。イースターの休暇を挟んだとは言え、終わりの見えない自宅学習に親子共々、疲れが出てきます。特に金曜日なんかは、「あーこれで、やっと1週間終了だ」と娘とハイタッチしたい気分🤚

そんなこちらの様子が画面の向こうにいらっしゃる先生方からも透けて見えるのか、先週の木曜日に「翌日の金曜日の最後の授業には、“Mad Hair”で出席して下さい。奇抜であれば奇抜な程、良いです。よろしくお願いします」みたいなメールを受信していたようです。

私はこのメールを読んでいなくて、先生から「さあ、30分後に始まる次の授業はいよいよ、“Mad Hair”の時間ですからねー!みんながどんな面白いヘアスタイルになるのかか楽しみにしているわよー!」とその前の授業の終わりに先生が仰ったので、慌てて、メールを遡って確認した次第です。

とにかく面白い髪型で、出席しないとという趣旨は分かり、娘は大張り切りで鏡の前で自分のヘアアクセサリーの入った引き出しをひっくり返して、アイディアを練っています。子供はこういうおふざけが大好きですよね。

結局、娘には今、彼女がハマっている“My Little Pony(マイリトルポニー)”の三つ編みやら、カップケーキやら、イギリスの国旗などを髪の毛につけてあげて、ちゃちゃっと手早く面白い髪型の完成!


娘は、子供ってこんなに単純なの?と思うくらい楽しそうで、授業が待ちきれない様子です。

いざ、授業が始まってみると、先生も完全にカツラ着用も変装の域で、変身完了しているし、他にもカツラ付けているクラスメイト何人かいましたね。頭にホットカーラーを沢山して、親子で参加されているご家庭もいらっしゃいました。イギリスでは、ウケ狙い用のカツラって普通、家に常備しているものなのでしょうか?😂皆さん、結構本気です。

「これではインパクト負けしてしまう!」と子供心に焦ったのか、娘は咄嗟に近くにあったおもちゃのトラクターを手に取り頭のてっぺんに乗せました🤣

何はともあれ、その授業は大いに盛り上がり、週末前に一週間の良い打ち上げにもなりました。

後になって調べてみると、“Mad Hair Day”や“Crazy Hair Day”や“Bad Hair Day”なるものは、スクールイベントとして複数の国で存在するようです。知らなかったー!!全然、知りませんでした。

http://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.stayathomemum.com.au/bodyandsoul/hair/30-ideas-crazy-hair-day-school/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAdHNtuG80LezRLABIA%253D%253D

https://www.thetrendspotter.net/crazy-hair-day-ideas/

自分のワイルドで愉快な一面を曝け出すスクールイベントのようです。学校によっては、校則で髪の色や長さまで指定されたりする日本の文化には刺激的過ぎるイベントかもしれませんが、私は、素晴らしい取り組みだと思いますし、教育的にも良いと思います。

話はそれますが、イギリスでは、ナーサリー時代から“Show&Tell”と言って、自分の好きなものを手にして、人前に立ちそれについて語るという時間があります。要は3歳からのプレゼンの練習ですね。

レセプションでも“Show&Tell”の時間があり、その日は好きなおもちゃや本を家から学校に持ち込むことが許されることもあり、娘はこの“Show&Tell”の時間が大好きです。話すトピック、話し方、わかりやすく伝える為の順序など、4歳や5歳の子どもなりにちゃんと自分で考えて話そうとするので我が子ながらびっくりします。“Show&Tell”できちんと聞き手の注目を得られた実感がある時は、手答えを掴んで満足気ですし、そうではなく出来栄えに納得がいかないと悔しそうです。

思うに、イギリス人の子ども達は、こういった自分自身に注目をひくイベントやカリキュラムを通じて、スポットライトを浴びることに慣れていき、人前で物怖じすることない堂々とした態度を身につけていくのではないかと思うのです。

そういった意味では、今回の“Mad Hair Day”も、人前で目立つことや、ユーモラスに振る舞う練習になると思うのです。私の経験上も、生きていく上では、人を惹きつけるためには、そういった能力が必要な場面が実際にあります。

また、普段は規律を重じて、生徒には厳しい顔を併せ持つ先生方が一緒にカツラを被り、滑稽に振る舞う姿を見ることも、生徒にとっては人間としての幅とは何かを自然に学ぶことができる素晴らしい機会です。

私は自分で言うのもなんですが、かなり真面目で、どちらかといえば融通が効かないタイプです。だから、イギリス教育のこの幅の広さ、言い換えれば、国語とか算数といった特定の科目の能力の優劣では測れない、自分に備わっている肉体的、精神的、頭脳的な、あらゆる能力をあらゆる機会を捉えて丸ごと引き出して伸ばしてくれるイギリス流の教育の自由度こそが素晴らしいと思うのです。

イギリス人が当たり前に享受しているこの教育環境が、ずっと日本で育った私には大人になっても眩しいほど新鮮で、先生と娘のさり気ない会話を聞いて、私自身が童心に戻り、学ぶことも実はたくさんあるのです。

話を元に戻しますが、“Mad Hair Day”の仕掛けのおかげで、娘は学習意欲に良い刺激とリズムが生まれました。この楽しいオンライン授業イベントに参加した先生方も、子どもたちも、笑いを堪えるのに必死で、誰一人として、まさか私が内心こんなに真面目にイギリス教育を客観的に考察し、絶賛しているとは夢にも思わなかったことでしょう😂

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